北京の大気汚染の主犯は重工業

北京の大気汚染の主犯は重工業というThe Wall Street Journalの記事を読みました。

Beijing’s Smog Ain’t Going Nowhere – China Real Time Report – WSJ

記事の要旨は、

・北京とその周辺地域におけるPM2.5の58%は、電力、製鉄、セメント、れんが産業における石炭燃焼から来ている。一方、自動車による排出はわずか4%程度。

・北京の外側の河北省には製鉄産業が集中しており、北京は世界最大の工業活動の集中地の真ん中に位置することとなっている。

・中央政府の定めた汚染(解消)目標に合致するには今後4年間で全国の石炭消費を10%減らす必要があるが、2013年には石炭消費が2.5%増加したことを踏まえると、それは難しそうだ。

・石炭消費を減らすには、天然ガス、原子力、再生可能エネルギー等の別のエネルギー源の大きな拡大が必要。

・中国のエネルギー供給に占める石炭の割合は2006年の71%から2013年には65%に減ったが、石炭消費の絶対量を減らすには十分な速さでない。

等の内容です。

北京の大気汚染の主な原因は石炭を大量に燃やす重工業で、自動車の排気ガスは意外にも要因としては小さいようです。

大気汚染を改善するには重工業での石炭消費を減らすことが必要とのことで、汚染が根本的に解決されるにはまだまだ時間がかかりそうな現状が伺えます。

[ギャラリー] 2013年11月 奈良旅行 1

昨秋奈良に旅行した際の写真を、ギャラリー形式でアップします。

1日目:
般若寺→東大寺(転害門、鐘楼、俊乗堂、念仏堂、法華堂、二月堂、南大門)→奈良国立博物館

2014年に日本と近隣諸国で開催されるビエンナーレ、トリエンナーレ一覧 (更新版)

2014年に日本と近隣諸国で開催される、現代美術の国際展(ビエンナーレ、トリエンナーレ)の最新情報をまとめました。

以前投稿した、2014年に日本と近隣諸国で開催される現代美術の国際展一覧の更新版です。

・札幌国際芸術祭
2014年7月19日から9月28日
会場: 北海道立近代美術館、札幌芸術の森美術館など
札幌国際芸術祭 2014

・横浜トリエンナーレ
2014年8月1日から11月3日
会場: 横浜美術館、新港ピアなど
キュレーターは森村泰昌氏
ヨコハマトリエンナーレ 2014

・光州ビエンナーレ (韓国)
2014年9月5日から11月9日
Gwangju Biennale Foundation

・福岡アジア美術トリエンナーレ
2014年9月6日から11月30日
会場: 福岡アジア美術館など
第5回 福岡アジア美術トリエンナーレ 2014

・BIWAKOビエンナーレ
2014年9月13日から11月9日
会場: 近江八幡市、大津市の各所
BIWAKOビエンナーレ

・台北ビエンナーレ (台湾)
2014年9月13日から2015年1月4日
会場: 台北市立美術館
About 2014 Taipei Biennial Curator – Taipei Fine Arts Museum

・みちのおく芸術祭 山形ビエンナーレ
2014年9月20日から11月22日
会場: 山形県郷土館「文翔館」、東北芸術工科大学キャンパスなど
みちのおく芸術祭 山形ビエンナーレ 2014

・釜山ビエンナーレ (韓国)
2014年9月20日から11月22日
会場: 釜山市立美術館、釜山文化会館など
Busan Biennale

・上海ビエンナーレ (中国)
2014年10月25日から2015年3月2日
Shanghai Biennale  ※2014年の情報は未掲載

今年は3年に1度の横浜トリエンナーレの開催年と、韓国、中国、台湾の主要なビエンナーレの開催年に当たっています。

また、日本では、札幌、福岡、滋賀、山形でも小・中規模のビエンナーレが開催されます。

開催時期はいずれも秋前後で、ピーク時には最大10近くの芸術祭が東アジアで同時開催されることになります。

京都の特別公開(2014年春)

3月下旬から、京都の色々な寺社でも特別公開が始まっています。

京都の特別拝観・一般公開 – KYOTO design
イベントカレンダー – DigiStyle 京都

時期的には、3月下旬から5月下旬にかけて特別公開を行う寺院が多く、代表的な寺院は以下です。

東寺 宝物館(2014/3/20-5/25)
観智院 五大虚空蔵菩薩坐像(3/20-5/25)
醍醐寺 霊宝館(3/20-5/18)
・大徳寺の複数の塔頭寺院(興臨院 3/22-6/1、総見院 3/23~5/25、黄梅院 3/23-5/11)
仁和寺 霊宝館(4/1-5/25)
清涼寺 霊宝館(4/1-5/31)

兜跋毘沙門天像
《兜跋毘沙門天像》(唐代、東寺蔵)

東寺 宝物館、醍醐寺 霊宝館、仁和寺 霊宝館、清涼寺 霊宝館では、各寺院が所蔵する普段非公開の仏教美術(仏像、絵画、工芸等)が多く展示されるので、特別公開の時期は、これらの寺院を訪れるのに絶好の機会です。

また、普段非公開の大徳寺の塔頭寺院の一部で、建物と禅宗庭園の特別公開が行われます。

※これらの寺院では、同様の特別公開を毎年秋にも行っています。

比較的長期間行われる上記の特別公開の他に、ゴールデンウィークの時期(4/26-5/6)には京都古文化保存協会の主催する別の特別公開も行われます。

京都古文化保存協会 平成26年度 京都春季非公開文化財特別公開

こちらは毎年公開される寺社も、1年限りの寺社も含まれています。

今春の公開対象は20箇所で、
大徳寺 本坊
知恩院 三門
東寺 五重塔 初層 (4/26-5/25)
仁和寺金堂・経蔵
などが公開されます。

また、毎年5月上旬の5日間(5/1-5)に限って貴重な美術作品の特別公開を行っている寺院として神護寺があり、伝源頼朝像、伝平重盛像、釈迦如来像といった国宝絵画等が特別公開されます。

神護寺

伝源頼朝像
《伝源頼朝像》(神護寺蔵)

春の京都は多くの寺院で特別公開が行われる他、気候も良く歩きやすいので、秋と並んで美術鑑賞に訪れるには最適です。

※特別公開の日程、休止日等については、訪問前に各寺院の公式HP等で最新の情報を確認して下さい。

日本国宝展の詳細

今秋開催の日本国宝展(2014年10月15日~12月7日、東京国立博物館)の公式ページが公開されていました。

日本国宝展

主催社の1社NHKプロモーションの展覧会紹介ページ、同じく主催社の読売新聞の正月版に掲載されていた情報も含めると、現時点で以下の作品が出品される予定のようです。

・土偶(縄文のビーナス) 縄文時代、長野県茅野市出土
・土偶(縄文の女神) 縄文時代、山形県舟形町出土
・土偶(合掌土偶) 縄文時代、青森県八戸市出土
・土偶(中空土偶) 縄文時代、北海道函館市出土

・金印(漢委奴国王印) 弥生時代、福岡市博物館蔵

・玉虫厨子 飛鳥時代、法隆寺蔵

玉虫厨子
《玉虫厨子》 部分

・元興寺極楽坊 五重小塔 奈良時代、元興寺蔵

・多聞天立像 平安時代、興福寺東金堂蔵
・普賢菩薩像 平安時代、東京国立博物館蔵
・舎利容器(金亀舎利塔) 平安時代、唐招提寺蔵
・倶利伽羅龍蒔絵経箱 平安時代、當麻寺奥院蔵

・善財童子立像 鎌倉時代、安倍文殊院蔵
・大井戸茶碗 銘 喜左衛門 朝鮮時代、大徳寺 孤篷庵蔵
・秋冬山水図 雪舟筆、室町時代、東京国立博物館蔵
・松に秋草図 長谷川等伯筆、安土桃山時代、智積院蔵

※全て国宝

松に秋草図
長谷川等伯《松に秋草図》 部分

出品作品は、美術的・歴史的価値の高い作品や、普段東京では見る機会が少ない作品が多く、いずれも貴重です。

縄文時代の土偶は、国宝に指定されている全5体のうち、今年新たに指定された1体を除く、4体が揃います。

弥生時代の《金印(漢委奴国王印)》は、歴史資料としても有名な作品です。

法隆寺所蔵の《玉虫厨子》は飛鳥時代の工芸作品の傑作で、普段は法隆寺の展示館の目玉となっている作品の一つです。

《元興寺極楽坊 五重小塔》(元興寺)、《多聞天立像》(興福寺東金堂)、《舎利容器(金亀舎利塔)》(唐招提寺)、《善財童子立像》(安倍文殊院)等は、制作年代は様々ですが、いずれも奈良の仏教美術の優品です。

絵画では、東京国立博物館所蔵の《普賢菩薩像》、雪舟筆の名作《秋冬山水図》の他、長谷川等伯の華麗な障壁画《松に秋草図》(智積院)が京都から出品されるようです。

奈良の特別公開(2014年春)

今年も、3月下旬から奈良の寺社で恒例の春の特別公開が始まっています。

秘宝・秘仏 – 知れば知るほど奈良はおもしろい

特別公開を行う寺社、特別公開される作品は毎年同じ場合が多いですが、その中では、特に法隆寺、薬師寺、法華寺、室生寺が見どころが多いかと思います。

飛鳥美術の宝庫の法隆寺と、大規模な白鳳仏を複数所蔵する薬師寺は、通常公開されている仏像、美術だけで相当な見応えがあるため、特別公開の時期以外でも十分訪問する価値があると思いますが、特別公開の時期であれば、普段よりさらに多くの美術を見ることが可能です。

法隆寺では、飛鳥時代の名仏、夢殿 救世観音の特別公開(4/11~5/18)と、大宝蔵殿での秘宝展(3/20~6/30)が開催されます。

法隆寺 救世観音
法隆寺 救世観音

また、薬師寺では、大宝蔵殿での宝物の公開(3/23~3/31、4/26~5/6)が行われます。

一方で、佐保・佐紀路の法華寺、宇陀市の山奥にある室生寺は、見どころの中心となる美術(仏像、絵画)が特別公開の時期にしか公開されないため、訪問するのであれば特別公開の時期(法華寺は春と秋の2回、室生寺は春夏秋の3回)に合わせて行くのが良いと思います。

法華寺では、国宝十一面観音菩薩立像の特別公開(3/20~4/7)と国史跡・名勝庭園の特別公開(4/1~6/10)が行われます。

また、室生寺では金堂の、釈迦如来像、十一面観音像等の平安仏が特別公開(3/15~4/21)されます。

室生寺 釈迦如来立像
室生寺 釈迦如来立像


[画像出典]
法隆寺 救世観音: Tokyo Bijutsu Gakko(Tokyo Fine Arts School and Tokyo Music School): HORYUJI OKAGAMI (64 VOLUMES) [The Great Art of the Horyuji Temple] Volume 51st, 1918-01-30, Tokyo, Japan. Via Wikimedia Commons
室生寺 釈迦如来立像: The Muro-ji, an eighth century Japanese temple: its art and history (Tokyo: Bijutsu Shuppansha 1954). Via Wikimedia Commons

台北 故宮博物院展の詳細が公開されています

今夏東京国立博物館で開催される台北 故宮博物院展の公式サイトが公開されていました。

既にプレスリリース等で公開されていた出品作品には、孫過庭「書譜」(唐代)、高克恭「雲横秀嶺図」(元代)、翠玉白菜(清代)等がありましたが、
公式サイトには、他に、青磁輪花碗 汝窯(北宋時代)、蘇軾「行書黄州寒食詩巻」(北宋時代)、武元直「赤壁図巻」(金代)等が掲載されています。

個人的には、上記の中で絵画の高克恭「雲横秀嶺図」、武元直「赤壁図巻」、書の孫過庭「書譜」、蘇軾「行書黄州寒食詩巻」等は特に見てみたい気がします。

展覧会の会期は2014年6月24日から9月15日までで、10月からは九州国立博物館に巡回します。
(ただし、両会場で出品作品はかなり異なるようです。九州会場の詳細は九州版の公式ページ 参照)

東京国立博物館のキトラ古墳展の展示詳細が判明

東京国立博物館で4月下旬から開催予定のキトラ古墳展の詳細が、公式ウェブサイトにアップされています。

キトラ古墳の壁画は、キトラ古墳から1km余りの距離に位置する高松塚古墳の壁画と並んで、飛鳥時代の古墳壁画の代表的な作例です。

壁画自体は1983年に発見されましたが、その後カビの発生や壁画の劣化が見られたため2004年から壁画の剥ぎ取りが開始され、現在は修復・再構成作業が行われています。

キトラ古墳の壁画には、

  • 石室の四側面に1体ずつ描かれた、空想の動物を象った四神像(朱雀、青龍、玄武、白虎)
  • 石室の四側面の各下部に3体ずつ描かれた十二支像(子~亥)
  • 石室の天井に描かれた天文図

の大きく3種類の壁画がありますが、

今回の展示では、四神像のうち3像(朱雀、白虎、玄武)と、十二支像のうち2像(子、丑)、そして副葬品類が出展されます。

朱雀図
キトラ古墳 朱雀図

白虎図
キトラ古墳 白虎図

玄武図
キトラ古墳 玄武図

特に、キトラ古墳の壁画の中でサイズが大きく中心的存在の四神像が3点出展されるのは楽しみです。

キトラ古墳の壁画は、2016年をめどに修復が完了し、以降は現地の保存施設で保存・展示される予定となっています。

貴重な作品で頻繁に移動するのは難しそうなので、東京で見られる機会は今回の展覧会が最初で最後となるかもしれません。

2014年にぜひ見ておきたい東京の美術館・博物館の展覧会

美術館や主催社(新聞社、テレビ局)のウェブサイトで既に発表されている、2014年東京の美術館・博物館で開かれる展覧会の中から、特に期待できそうだと思ったものをピックアップしました。

年単位で予定を発表している美術館の展覧会については、2014年中の開催予定が確認できましたが、年度単位や不定期で予定を発表している美術館の展覧会については、現在公開されている情報だけを元にしています。

また、個人的に思う各展覧会の期待度を、★で表しています。

東京国立博物館

クリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美

2014年1月15日(水)~2月23日(日)
アメリカ、クリーブランド美術館の日本美術コレクションから50点を展示。
雪村、曽我蕭白、河鍋暁斎の作品など。
期待度: ★
コメント:出品作品数は50点と少ないですが、雪村、曽我蕭白、河鍋暁斎等の秀作が展示されるようです。平成館の特別展示室 4室のうち2室を使う展覧会で、残りの2室では同時期に「人間国宝展―生み出された美、伝えゆくわざ― 人間国宝展」が開催されます。
クリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美

開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」

2014年3月25日(火)~5月18日(日)
建仁寺と建仁寺を開いた栄西にゆかりの美術を展示。
俵屋宗達「風神雷神図屏風」(国宝)、海北友松「雲龍図」(重文)等
期待度: ★★
コメント:俵屋宗達「風神雷神図屏風」(国宝、江戸時代)が数年ぶりに東京で展示されます。風神雷神図屏風を次に東京で見られる機会はいつになるか分からないので、同作を見たい方には貴重な機会になると思います。
開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」

特別展 キトラ古墳壁画

2014年4月22日(火)~5月18日(日)
奈良のキトラ古墳の石室壁画を展示。
期待度: ★★
コメント:飛鳥時代の古墳壁画の貴重な作例であるキトラ古墳の石室壁画を東京で見られる、恐らく最初で最後の機会です。壁画は現在修復作業中で、全ての修復が完了した後は現地で恒久展示される予定のようです。
特別展 キトラ古墳壁画

台北 國立故宮博物院-神品至宝-

2014年6月24日(火)~9月15日(月)
期待度: ★★
台北の故宮博物院の作品を展示。孫過庭「書譜」(唐代)、高克恭「雲横秀嶺図」(元代)、翠玉白菜(清代)等。
コメント:台北の故宮博物館は中国美術の名作を多く所蔵していますが、その中から、書の名作 孫過庭「書譜」、元代の高克恭の代表作「雲横秀嶺図」、清代玉製品の代表作 翠玉白菜等が出品されるようです。
台北 國立故宮博物院-神品至宝-

日本国宝展

2014年10月15日(水)~12月7日(日)
期待度: ★★★
「祈り」をテーマに絵画・彫刻・工芸等を展示。展示作品は全て国宝で構成。出品作品は、縄文時代の国宝土偶数点、法隆寺 玉虫厨子(飛鳥時代)、興福寺東金堂 多聞天立像(平安時代)、雪舟「秋冬山水図」(室町時代、東京国立博物館蔵)、長谷川等伯「松に秋草図」(安土桃山時代)等。
コメント: 出品作品の全体はまだ分かりませんが、全作品が国宝だけで構成される展覧会で内容が非常に期待できそうです。同様の日本国宝展は直近では2000年に開催されていて、今回は14年ぶりの開催です。
日本国宝展

東京国立近代美術館

あなたの肖像─工藤哲巳回顧展

2014年2月4日(火)~3月30日(日)
戦後の前衛作家工藤哲巳の回顧展。
期待度: ★
あなたの肖像─工藤哲巳回顧展

国立西洋美術館

モネ展

2013年12月7日 (土) ~ 3月9日 (日)
国立西洋美術館とポーラ美術館が所蔵するモネ作品、近代美術作品を展示。
期待度: ★★
コメント: 両館のモネコレクションは普段常設展で展示されていますが、今回両館分の作品を合わせて見られるのは効率的かもしれません。
モネ展

東京都美術館

日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画

前期 2014年1月25日(土)~2月25日(火)、後期 2014年3月1日(土)~4月1日(火)
過去100年間に院展で展示された日本画の代表作品を展示。狩野芳崖「不動明王」、同「慈母観音」、橋本雅邦「龍虎図屏風」、今村紫紅「熱国之巻」等。
期待度: ★
日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画

バルテュス展

2014年4月19日(土)~6月22日(日)
バルテュスの大規模な回顧展。
期待度: ★
バルテュス展

東京芸術大学大学美術館

法隆寺-祈りとかたち

2014年4月26日(土)~6月22日(日)
法隆寺の仏教美術を展示。
金堂の毘沙門天(平安時代、国宝)、吉祥天(平安時代、国宝)、仏教絵画、昭和24年に焼失した金堂壁画の模写等。
期待度: ★★
コメント:出品される国宝仏像2点は平安時代の作品で、飛鳥仏を筆頭とする法隆寺の所蔵美術の中では必ずしも中核の作品という訳ではありませんが、秀作かと思います。他にも、重文の仏像、絵画が複数出品されるようです。
法隆寺-祈りとかたち

国立新美術館

イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる

2014年2月19日(水)~6月9日(月)
大阪の国立民族学博物館の所蔵品をアート的な視点から展示。
期待度: ★
イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる

中村一美展

2014年3月19日(水)~5月19日(月)
現代美術作家 中村一美の個展。
期待度: ★
中村一美展

オルセー美術館展 印象派の誕生―描くことの自由

2014年7月9日(水)~10月20日(月)
フランス、オルセー美術館所蔵の絵画展。ミレー「晩鐘」、マネ「笛を吹く少年」、モネ「サン=ラザール駅」等。
期待度: ★★
コメント: ミレー「晩鐘」、マネ「笛を吹く少年」、モネ「サン=ラザール駅」はいずれも各作家の代表作で、出品作品は厳選されている印象です。
オルセー美術館展 印象派の誕生―描くことの自由

森美術館

アンディ・ウォーホル展:永遠の15分

2014年2月1日(土)~5月6日(火・休)
ウォーホルの作品、資料を包括的に紹介する大規模な回顧展。国際巡回展。出展作品・資料は700点。
期待度: ★★★
コメント:出品作品が700点に及ぶ大規模な回顧展です。国内の美術館で開かれる展覧会では大体数十点~200点位の出品作品が通常で、700点という数は群を抜いています。代表的な版画作品の他、ドローイング、彫刻、映像、個人的な書簡等、多様な作品・資料が展示されるようです。
アンディ・ウォーホル展:永遠の15分

ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界

2014年5月31日(土)~8月31日(日)
子供をテーマにした現代美術作品の展覧会。
期待度: ★
ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界

リー・ミンウェイとその関係展―あらゆるものとの”つながり”について考える

2014年9月20日(土)~2015年1月4日(日)
台湾出身の現代アーティスト リー・ミンウェイの個展。
期待度: ★
リー・ミンウェイとその関係展―あらゆるものとの”つながり”について考える

森アーツセンターギャラリー

テート美術館の至宝 ラファエル前派展 英国ヴィクトリア朝絵画の夢

2014年1月25日(土)~4月6日(日)
イギリス、テート美術館所蔵のラファエル前派の作家の絵画を展示。テート美術館で開催された展覧会の国際巡回展。
期待度: ★★
コメント:ジャン・エヴァリオット・ミレイ「オフィーリア」、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ「プロセルピナ」等、ラファエル派の作家の代表作が複数展示されるようです。
テート美術館の至宝 ラファエル前派展 英国ヴィクトリア朝絵画の夢

根津美術館

燕子花図と藤花図

2014年4月19日(土)~5月18日(日)
根津美術館所蔵の尾形光琳「燕子花図屏風」(国宝)と円山応挙「藤花図屏風」(重要文化財)等を展示。
期待度: ★★
コメント:根津美術館の代表作品のひとつ尾形光琳「燕子花図屏風」は、毎年春に展示されるのが恒例です。展示構成は毎年違っていて、今年は円山応挙「藤花図屏風」等と一緒に展示されるようです。
根津美術館 年間スケジュール

東京都現代美術館

「驚くべきリアル」展 スペイン、ラテンアメリカの現代アート‐MUSACコレクション‐

2014年2月15日(土) ~5月11日(日)
スペインのカスティーリャ・イ・レオン現代美術館所蔵の現代美術作品を展示。27作家。
期待度: ★
「驚くべきリアル」展 スペイン、ラテンアメリカの現代アート‐MUSACコレクション‐

MOTアニュアル2014

2014年2月15日(土) ~5月11日(日)
国内の若手作家を紹介する毎年恒例の展覧会。
期待度: ★
東京都現代美術館 年間スケジュール

Bunkamura ザ・ミュージアム

シャヴァンヌ展

2014年1月2日(木)~3月9日(日)
シャヴァンヌの壁画作品、絵画を展示。
期待度: ★
シャヴァンヌ展

ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション

2014年4月4日(金)~5月25日(日)
イタリア ミラノのポルディ・ペッツォーリ美術館所蔵の作品を展示。ポッライウォーロ「貴婦人の肖像」等。
期待度: ★★
ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション

三菱一号館美術館

ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900

2014年1月30日(木)~5月6日(火・祝)
イギリス ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館等の所蔵品から、19世紀半ばイギリスの耽美主義作家の作品を展示。
期待度: ★★
コメント: 19世紀イギリスの唯美主義(耽美主義)的美術、工芸の作品が展示されるようです。森アーツセンター・ギャラリーのラファエル前派展と重なる時代を扱っていますが、ラファエル前派展が絵画中心のようなのに対し、こちらは工芸、デザインが中心のようです。
ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900

ヴァロットン展 ―冷たい炎の画家

2014年6月14日(土)~9月23日(火・祝)
オルセー美術館等による監修のヴァロットン回顧展。
期待度: ★
ヴァロットン展 ―冷たい炎の画家

ボストン美術館 ミレー展 ―傑作の数々と画家の真実

2014年10月17日(金)~2015年1月12日(月・祝)
アメリカ、ボストン美術館所蔵のミレーと他バルビゾン派画家の作品を展示。
ミレー「種をまく人」、「刈入れ人たちの休息(ルツとボアズ)」、「羊飼いの娘」など。
期待度: ★★
コメント: 特に有名な「種をまく人」をはじめ、上記3点はいずれもミレーの代表作です。
三菱一号館美術館 展覧会情報

サントリー美術館

高野山開創1200年記念 高野山の名宝(仮称)

2014年10月11日(土)~12月7日(日)
高野山の仏教美術を展示。運慶作制多伽童子像(国宝)、快慶作孔雀明王像(重文)等。
期待度: ★
サントリー美術館 これからの展覧会

東京都写真美術館

没後百年 日本写真の開拓者 下岡蓮杖

2014年3月4日(火)~5月6日(火・祝)
幕末~明治の写真家、下岡蓮杖の回顧展。
期待度: ★
没後百年 日本写真の開拓者 下岡蓮杖

江戸東京博物館

大浮世絵展

2014年1月2日(木)~3月2日(日)
国内外の浮世絵の代表作を展示。展示作品は約350点。
期待度: ★★
コメント: 浮世絵の母体となった肉筆画から、幕末・近代の浮世絵まで各時代の代表作が展示されるようです。出品点数も多いので、浮世絵をまとめて見るには良い展覧会かと思います。
大浮世絵展

世田谷美術館

ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展

2014年6月28日(土)~9月15日(月・祝)
ボストン美術館所蔵の、ジャポニスム絵画、工芸、関連する日本の浮世絵等の展示。モネ「ラ・ジャポネーズ」、ゴッホ「子守唄(オーギュスティーヌ・ルーランの肖像)」等。
期待度: ★★
コメント:ボストン美術館が所蔵するジャポニスム(日本趣味)の近代西洋美術と、それに影響を与えた日本美術、工芸等が展示されるようです。出品作品中のモネ「ラ・ジャポネーズ」、ゴッホ「子守唄(オーギュスティーヌ・ルーランの肖像)」(5連作の1枚)はいずれも各画家の代表作です。
ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展

※展覧会、リンク先等は新しい情報が分かり次第随時追加、更新する可能性があります。

2014年に日本と近隣諸国で開催される現代美術の国際展一覧

2014年に日本と近隣諸国で開催される、現代美術の国際展(ビエンナーレ、トリエンナーレ)をまとめました。

日本では、通算5回目の横浜トリエンナーレが8月から開催されます。

シンガポールビエンナーレ
2013年10月26日から2014年2月16日 ※開催中
http://www.singaporebiennale.org/

深セン・香港都市建築ビエンナーレ
2013年2月6日から2014年2月28日 ※開催中
http://en.szhkbiennale.org/

横浜トリエンナーレ
2014年8月1日から11月3日
http://www.yokohamatriennale.jp/2014/

光州ビエンナーレ
2014年9月5日から11月9日
http://www.gwangjubiennale.org/eng/gb/intro/

上海ビエンナーレ
2014年10月25日から2015年3月2日
http://www.shanghaibiennale.org/en/

具体的な日程は不明ですが、この他に、台北ビエンナーレ、釜山ビエンナーレも2014年が開催年に当たります。