「寺院、神社」カテゴリーアーカイブ

奈良旅行に行ってきました

先月、各寺院の秋の特別公開と正倉院展の時期に合わせ、奈良旅行に行ってきました。

奈良には今春にも旅行したのですが、今回は、その際に見られなかった寺院と、いくつかの寺院の秋の特別公開、奈良国立博物館の正倉院展等を見学しました。

見た内容を忘れないうちに、訪れた場所とそこで見た美術品、仏像、建築をまとめておきたいと思います。

一覧のうち、◎は国宝、○は重文、※は秋の特別公開の作品を表しています。

東大寺

 東大寺は今春含め数回訪れていたのですが、春には法華堂が修理中で入れなかったのと、その他に再度見ておきたい優れた美術も多かったので再訪しました。

 大仏殿(金堂)は行きませんでしたが、それ以外の代表的な美術、建築をほぼ見学することができました。

東大寺 法華堂(三月堂)

 東大寺の仏像のうち、戒壇院の四天王像、法華堂の不空羂索観音像と諸仏、東大寺ミュージアムの日光・月光菩薩等は奈良時代を代表する名作です。

 建築では、転害門と法華堂は、創建当初から残る数少ない貴重な遺構です。

 また、東大寺ミュージアムで展示中の金堂鎮壇具、八角燈籠火袋羽目板は奈良時代の優れた美術品です。

 その他、南大門と金剛力士像(運慶作)は、それぞれ鎌倉時代を代表する建築、彫刻です。

 戒壇院
   四天王像 奈良時代 ◎
   持国天像
   増長天像
   広目天像
   多聞天像

 法華堂 奈良時代 ◎
   不空羂索観音像 奈良時代 ◎
  梵天像 奈良時代 ◎
  帝釈天像 奈良時代 ◎
  金剛力士像(吽形) 奈良時代 ◎
  金剛力士像(阿形) 奈良時代 ◎
  四天王像 奈良時代 ◎
   持国天像
   増長天像
   広目天像
   多聞天像

 二月堂 江戸時代 ◎

 転害門 奈良時代 ◎

 東大寺ミュージアム
  日光菩薩像 奈良時代 ◎
  月光菩薩像 奈良時代 ◎
  千手観音立像 平安時代 ○
  多聞天立像 平安時代 ○
  持国天立像 平安時代 ○
  十二神将像 平安時代 ○
  東大寺金堂鎮壇具 奈良時代 ◎
   金銀荘大刀
   瑞花六花鏡
   銀製鍍金蟬形鏁子
   銀製狩猟文小壷
   など
  西大門勅額 奈良時代 ○
  伎楽面 奈良時代 ○
  八角燈籠火袋羽目板 ◎
  誕生釈迦仏立像および灌仏盤 ◎
  倶舎曼荼羅 平安時代 ◎
  その他、国宝、重文の彫刻、工芸、文書等多数。

 鐘楼 鎌倉時代 ◎
  梵鐘 奈良時代 ◎

 南大門 鎌倉時代 ◎
   金剛力士像 鎌倉時代 ◎

新薬師寺

 新薬師寺は今春含め3回目の訪問でした。十二神将像を見るために、再訪しました。

 本堂の十二神将像は、東大寺戒壇院の四天王像、日光・月光菩薩像等と並び、奈良時代を代表する仏像です。

新薬師寺 本堂

 本堂 奈良時代 ◎
  十二神将像 奈良時代 ◎
  薬師如来坐像 平安時代 ◎
 地蔵堂 鎌倉時代 ○
 鐘楼 鎌倉時代 ○
 梵鐘 奈良時代 ○
 南門 鎌倉時代 ○
 東門 鎌倉時代 ○

奈良国立博物館

 数回目の訪問。初めて正倉院展を見ることができました。

 正倉院展では奈良時代の優れた美術、工芸が見られました。

奈良国立博物館 正倉院展

 正倉院展
  平螺細背円鏡
  鳥毛帖成文書屏風
  鹿草木夾纈屏風
  漆金薄絵盤
  花喰鳥刺繍裂残片
  など、正倉院の宝物66点

 常設展示
  仏像館 明治時代 ○
   銅像法華説相図 長谷寺 奈良時代 ◎
   義淵僧正坐像 岡寺 奈良時代 ◎
   木造法相六祖坐像(伝行賀) 興福寺 鎌倉時代 ◎
   多聞天立像 平安時代 ○
   十一面観音菩薩立像 勝林寺 平安時代 ○
   木造十二神将立像(未神) 室生寺 鎌倉時代 ○
   降三世明王坐像 金剛寺 鎌倉時代 ○
   など、国宝、重文含む仏像多数
  青銅器館
   古代中国の青銅器

法華寺

 初訪問。秋の特別公開中でした。

法華寺 阿弥陀如来像

 本堂 鎌倉時代 ○
  十一面観音像 平安時代 ◎※
  仏頭 奈良時代 ○
  維摩居士坐像 奈良時代 ○
 鐘楼 鎌倉時代 ○
 南門 桃山時代 ○
 浴室 室町時代
 慈光殿(収蔵庫)
  阿弥陀三尊及び童子像 (絵画) 平安時代  ◎※

海龍王寺

 初訪問。秋の特別公開中でした。

海龍王寺 西金堂

 本堂
  十一面観音菩薩立像 鎌倉時代 ○※
  文殊菩薩像 鎌倉時代 ○
  寺門勅願 奈良時代 ○
 西金堂 奈良時代 ○
  五重小塔  奈良時代 ◎
 経蔵 鎌倉時代 ○

不退寺

 初訪問。秋の特別公開中でした。

 本堂 鎌倉時代 ○
  聖観世音菩薩像 平安時代 ○
  五大明王像 平安時代 ○
   不動明王像
   大威徳明王像
   軍茶利明王像
   金剛夜叉明王像
   降三世明王像
 多宝塔 鎌倉時代 ○
 南門 鎌倉時代 ○

般若寺

 初訪問。秋の特別公開中でした。

 本堂
  文殊菩薩騎獅像 鎌倉時代 ○
 宝蔵館 ※
  阿弥陀如来 白鳳時代 ○※
  胎内仏三尊 平安時代 ○※
   十一面観音菩薩
   地蔵菩薩
   大日如来
  赤地蓮池水禽蜻蛉文倭錦打敷 室町時代 ○※
 経蔵 鎌倉時代 ○
 楼門 鎌倉時代 ◎
 十三重石宝塔と観音石仏 鎌倉時代 ○

室生寺

 初訪問。秋の特別公開中でした。

 金堂の釈迦如来立像、弥勒堂の釈迦如来坐像は平安時代初期を代表する仏像です。

室生寺 金堂

 金堂 平安時代 ◎※
   釈迦如来立像 平安時代 ◎※
   薬師如来像 平安時代 ○※
  地蔵菩薩像 平安時代 ○※
  文殊菩薩像 平安時代 ○※
  十一面観音菩薩像 平安時代 ◎※
  十二神将像 鎌倉時代 ○※
  帝釈天曼荼羅図 平安時代 ○※

 弥勒堂 鎌倉時代 ○※
  釈迦如来坐像 平安時代 ◎※
  弥勒菩薩立像 平安時代 ○※

 灌頂堂(本堂) 鎌倉時代 ○
  如意輪観音菩薩像 平安時代 ○

 五重塔 平安時代 ◎

 奥の院 御影堂 鎌倉時代 ○

長谷寺

 初訪問。秋の特別公開中でした。

 本堂 江戸時代 ◎
  十一面観音菩薩立像 室町時代 ○※(特別公開では、仏像の足元まで入れる)
  雨宝童子立像 室町時代 ○
  難陀龍王立像 鎌倉時代 ○
 宗宝蔵 ※
  十一面観世音薩立像 鎌倉時代 ○※
  地蔵菩薩立像 平安時代 ○※
  不動明王坐像 平安時代 ○※
 登廊 平安時代 ○

聖林寺

 初訪問。秋の特別公開中でした。
 十一面観音像は、奈良時代の優れた観音像です。

 観音堂
  十一面観音菩薩 奈良時代 ◎

 他、特別公開のマンダラ展。

安倍文殊院

 初訪問。

 本堂
  文殊菩薩像 鎌倉時代 快慶作 ◎
  善財童子像 鎌倉時代 快慶作 ◎
  優填王像 鎌倉時代 快慶作 ◎
  須菩提像 鎌倉時代 快慶作 ◎
  維摩居士像 安土桃山時代 ◎
  獅子像 安土桃山時代 ◎
 白山堂 室町時代 ○
 文殊院西古墳 飛鳥時代 特別史跡

浄瑠璃寺

 初訪問。秋の特別公開中でした。

 阿弥陀堂の九体阿弥陀如来像は、九体仏(9体1組の如来像)の貴重な作例です。

浄瑠璃寺

 九体阿弥陀堂 平安時代 ◎
  九体阿弥陀如来像 平安時代 ◎
   計9体の阿弥陀如来像。
  四天王像 平安時代 ◎
   持国天像
   増長天像
  地蔵菩薩像 平安時代 ○
  不動明王三尊像 鎌倉時代 ○
   不動明王像
   矜羯羅童子像
   制多迦童子像
  吉祥天女像 鎌倉時代 ○※
 三重塔 平安時代 ◎
 庭園 平安時代 特別名勝

秋篠寺

 初訪問。

 本堂 鎌倉時代 ◎
  薬師如来坐像 室町時代 ○
  日光・月光菩薩立像 平安時代 ○
  帝釈天立像 頭部:奈良時代、体部:鎌倉時代 ○
  伎芸天立像 頭部:奈良時代、体部:鎌倉時代 ○

西大寺

 初訪問。秋の特別公開中でした。

 本堂 ○
  釈迦如来立像 ○
   清涼寺式釈迦像の一例
  文殊菩薩騎獅像 及び 四侍者像 ○
 愛染堂 ※
  愛染明王坐像 鎌倉時代 ○※
  興正菩薩叡尊坐像 鎌倉時代 ○※
 聚宝館 ※
  金堂宝塔 鎌倉時代 ○※
  阿弥陀如来坐像 平安時代 ○※
  宝生如来坐像 平安時代 ○※
  吉祥天立像 平安時代 ○※
  行基菩薩像 江戸時代 ○※
  他、重文を含む彫刻、工芸等
 四王堂
  十一面観音立像 ○
  四天王像 ○

平城宮跡

 初訪問。

 平城京の宮殿跡です。

 奈良時代の建物は残っていませんが、復元されている宮殿(第一次太極殿)や庭園(東院庭園)を見学できました。

平城宮跡 太極殿

 平城宮跡 特別史跡
  第一次太極殿
  第二次太極殿跡
  平城宮跡資料館
  遺構展示館
  東院庭園 特別名勝

佐紀盾列古墳群

 初訪問。

 2つの古墳を濠の外から見ました。
 コナベ古墳
 ウワナベ古墳

それぞれの寺院、遺跡の詳細なレポートについては、後日投稿していきたいと思います。

奈良の特別拝観(2013年秋) まとめ

この秋奈良にも調査旅行に行こうと計画しているので、見学先を決めるための事前準備として、奈良 の寺院・神社の今秋の特別拝観、特別公開のうち、訪問先候補に入れたいと思ったものをまとめてみました。

※並びは会期の開始日順です。

松尾寺 寺宝展、千手観音像トルソー

2013年9月1日(日)~ 11月10日(日)
木造十一面観音立像(重文)、焼損のトルソー風千手観音像等が宝蔵殿で特別公開される。
松尾寺 年中行事
松尾寺 秘仏開帳

法隆寺 大宝蔵殿

2013年9月11日(水) ~11月30日(土)
通常非公開の仏像、絵画、工芸品、歴史資料等(国宝、重文複数)が大宝蔵殿で公開される。
特別公開「法隆寺秘宝展」秋季 – JRおでかけネット

室生寺 弥勒堂

2013年9月14日(日)~10月14日(月)
弥勒堂の釈迦如来坐像(国宝)、弥勒菩薩像(重文)が公開される。
室生寺 2013年行事一覧

薬師寺

2013年9月16日(月)~11月30日(土)
大宝蔵殿で仏像、絵画、その他文化財(国宝、重文複数)が公開される他、玄奘三蔵院伽藍が公開される。また、修理中の東塔(国宝)の水煙(塔の最頂部の金属製の装飾)の展示も行われる。
薬師寺 秋の宝物公開 玄奘三蔵展について
薬師寺 国宝東塔 水煙降臨展開催

薬師寺

般若寺

2013年9月21日(土)~11月11日(月)
阿弥陀如来立像(重文)、胎内仏三尊(重文)等が開帳される。
般若寺 白鳳秘仏特別公開

大安寺

2013年10月1日(火)~11月30日(土)
本堂の十一面観音立像(重文)が公開される。
大安寺 十一面観音立像

浄瑠璃寺

2013年10月1日(火)~11月30日(土)
吉祥天女像(重文)が公開される。
浄瑠璃寺 – あ志び乃店 ※所在地は京都府木津川市

東大寺

2013年10月5日(土)
勧進所八幡殿の僧形八幡神坐像(国宝)、勧進所阿弥陀堂の五劫思惟阿弥陀坐像、公慶堂の公慶上人坐像(重文)が公開される。
東大寺  秘仏開扉について

唐招提寺 御影堂

2013年10月5日(土)~10月7日(月)
御影堂(重文)、同堂内の鑑真和上像(国宝)が公開される。

橘寺

2013年10月5日(土)〜11月4日(月・祝)
聖倉殿(収蔵庫)で聖徳太子絵伝(重文)第七・八幅、伝日羅立像(重文)等の文化財が公開される。
聖倉殿(収蔵庫)特別公開 – 知れば知るほど奈良は面白い

談山神社

2013年10月13(日)〜12月8日(日)
拝殿で天皇・公家の書画の展示が行われる。
談山神社 最新情報

興福寺 南円堂

2013年10月17日(木)
南円堂(重文)と同堂内の不空羂索観音菩薩坐像(国宝)、法相六祖坐像(国宝)、四天王立像(国宝)が特別公開される。
興福寺 大般若経転読会(南円堂)

不空院

2013年10月中旬~下旬
本尊の不空羂索観音坐像(重文)等が公開される。
不空院 不空羂索観音坐像 特別公開

長谷寺

2013年10月20日(日)〜12月8日(日)
本尊の十一面観世音菩薩立像(重文)の特別拝観と、仏像、絵画、その他文化財等の展示が行われる。
長谷寺 秋季特別拝観
長谷寺 宗宝蔵案内

唐招提寺 礼堂

2013年10月21日(月)~10月23日(水)
礼堂(重文)、同堂内の金亀舎利塔(国宝)、釈迦如来立像(重文)が公開される。
唐招提寺 年中行事 秋

法隆寺 救世観音

2013年10月22日(火)~11月22日(金)
夢殿本尊の救世観音(国宝)が特別公開される。
法隆寺 法隆寺の四季 秋

法隆寺

霊山寺

2013年10月23日(水)~11月10日(日)
本堂で薬師如来坐像、十一面観音立像、毘沙門天立像、木造彩色華蔓(いずれも重文)等が公開される。
霊山寺 秋薔薇と秘仏宝物展2013開催

海龍王寺

2013年10月25日(金)~11月10日(日) ※日程は前後する可能性あり
十一面観音菩薩立像(重文)が公開される。
海龍王寺 海龍王寺の行事

西大寺

2013年10月25日(金)~11月15日(金)
愛染明王坐像(重文)が特別開扉される他、聚宝館(宝物館)で吉祥天立像(重文)、行基菩薩坐像(重文)等が公開される。
西大寺 – 奈良ネット

帯解寺

2013年10月26日(土)~11月3日(日)
春日赤童子画像、不動明王像坐像、虚空蔵菩薩坐像等が公開される。
帯解寺 秘仏・秘宝特別開帳

興福寺 北円堂

2013年10月26日(土)~11月10日(日)
北円堂(国宝)と同堂内の弥勒如来坐像、無著・世親立像、四天王立像(いずれも国宝)が公開される。
興福寺 国宝秋期特別公開(北円堂) – JRおでかけネット

興福寺 北円堂

信貴山朝護孫子寺

2013年10月26日(土)~11月10日(日)
信貴山縁起絵巻(国宝)第一巻が公開される。
信貴山朝護孫子寺

頭塔

2013年10月26日(土)~11月11日(月)
頭塔、頭塔側面の石仏(重文)を見学できる。
史跡 頭塔

海住山寺 五重塔

2013年10月27日(日)~11月4日(月)
五重塔(国宝)の初層内部が公開される。
海住山寺 ※所在地は京都府木津川市

海住山寺 寺宝展

2013年10月27日(日)~11月11日(月)
例年、仏像、仏画等の文化財(重文複数含む)が公開される。
海住山寺

法華寺

2013年10月下旬~11月上旬
本尊の十一面観音像(国宝)の他、慈光殿にて絹本着色阿弥陀三尊および童子像(国宝)等が公開される。
法華寺門跡

岩船寺

2013年10月下旬~11月上旬
三重塔(重文)の初層が特別開扉される。
平成25年 秘宝特別公開 – 奈良市観光協会

法隆寺 上御堂

2013年11月1日(金)~11月3日(日・祝)
上御堂(重文)と同堂内の釈迦三尊像(国宝)、四天王像(重文)が公開される。
法隆寺 上御堂

正暦寺

2013年11月2日(土)~12月1日(日)
本堂で本尊の薬師如来倚像(重文)が公開される。
正暦寺 正暦寺の文化財

室生寺 金堂

2013年11月2日(土)〜12月15日(日)
金堂(国宝)と同堂内の釈迦如来像(国宝)、十一面観音像(国宝)等の仏像が公開される。
室生寺 2013年行事一覧

室生寺 金堂

どの特別公開を優先的に見学するかは、目的、見たい文化財のジャンルや傾向によって変わってくるかと思いますが、例えば仏像だけにジャンルを限って言えば、法隆寺の救世観音、法華寺の十一面観音像、興福寺南円堂、北円堂の諸仏、室生寺金堂の諸仏等は、特に見応えがあるのではないかと思います。

私自身は、上記のうち大規模寺院は既に複数回訪問してしまっているため、今秋は未訪問の目的地のうち法華寺、長谷寺、室生寺等を中心に見学したいと思っています。

[参考]
平成25年 秘宝特別公開 – 奈良市観光協会
秘宝・秘仏 – 知れば知るほど奈良はおもしろい
秘宝・秘仏特別開帳 – 巡る奈良
奈良・法隆寺エリアのイベント情報 – JRおでかけネット

[写真] Symmetry by Hideyuki KAMON法隆寺 by Richard, enjoy my life!北円堂 by Richard, enjoy my life!Murouji_03 by scarletgreen

京都の特別拝観(2013年秋) まとめ

この秋京都に調査旅行に行こうと計画しているので、事前調査として、京都の寺院・神社の秋の特別拝観のうち、個人的に見学先候補に入れたいと思ったものをまとめてみました。

※並びは会期の開始日順です。

醍醐寺

2013年9月14日(土)~12月8日(日)、9:00~16:30
例年、霊宝館で仏像とその他文化財等(国宝、重文複数)が展示される。
参考: 醍醐寺霊宝館 秋期特別公開 – KYOTO Design

東寺

2013年9月20日(金)~11月25日(月)
例年、五重塔(国宝)の初層内部、観智院(国宝)の内部と同院所蔵の五大虚空蔵菩薩坐像(重文)が公開される他、宝物館で仏像、その他文化財等(国宝、重文複数)の特別展が開かれる。
参考: 東寺 特別展のお知らせ ※記事執筆時点で、今年分の内容は未掲載

東寺 五重塔

相国寺

2013年9月25日(水)~12月15日(日)、10:00~16:00(受付終了。閉門16:30)
開山堂庭園、法堂(重文)内部の釈迦如来像(重文)と鳴き龍(重文)、浴室が公開される。
参考: 臨済宗相国寺派 秋の特別拝観

仁和寺

2013年10月1日(火)~11月24日(日)、9:00~16:30
霊宝館で、阿弥陀三尊像(国宝)をはじめとする仏像とその他文化財等(国宝、重文複数)が展示される。
参考: 仁和寺 拝観・境内のご案内

清涼寺

2013年10月1日(火)~11月30日(土)、9:00~17:00
霊宝館で、木造釈迦如来立像および像内納入品(国宝)、阿弥陀三尊坐像(国宝)をはじめとする仏像とその他文化財等(国宝、重文複数)が展示される。
参考: 清涼寺 霊宝館 秋期特別公開 – KYOTO Design

大覚寺

2013年10月4日(金)~12月9日(月)、9:00~16:30
霊宝館で、幕末から明治・大正時代の大覚寺の歴史資料と、高村光雲・富岡鉄斎の作品等が展示される。
参考: 旧嵯峨御所大覚寺門跡 特別名宝展 嵯峨御所大覚寺の名宝 「大覚寺の栄華」

銀閣寺

2013年10月5日(土)~12月1日(日)、10:00~16:00(受付は15:30までを推奨)
東求堂(国宝)の内部、本堂(いわゆる「銀閣」とは別の建物)の内部、本堂内の与謝蕪村・池大雅の襖絵等が公開される。
参考: 臨済宗相国寺派 秋の特別拝観

銀閣寺

等持院

2013年10月11日(金)~15日(火)、9:00~16:00
狩野派作の方丈障壁画、長谷川等伯作の豊臣秀吉像等が公開される。
参考: 等持院 秋の特別展 – KYOTO Design

大徳寺 総見院

2013年10月12日(土)~12月8日(日)、10:00~16:00
※10月20日(日)、11月15日(金)、11月3日(日)の午前、12月1日(日)の午前は除く
建物、文化財が公開される。
参考: 大徳寺総見院 特別公開情報 – 京都春秋

大徳寺 黄梅院

2013年10月12日(土)~12月8日(日)、10:00~16:00
※10月28日(月)は除く
本堂、唐門、庫裡(いずれも重文)を含む建物、庭園、文化財等が公開される。
参考: 大徳寺黄梅院 特別公開情報 – 京都春秋

大徳寺 興臨院

2013年10月12日(土)~12月15日(日)、10:00~16:00
本堂(重文)、表門(重文)を含む建物、庭園、文化財等が公開される。
参考: 大徳寺興臨院 特別公開情報 – 京都春秋

上賀茂神社

2013年11月1日(金)~11月10日(日)、9:30~16:00
本殿(国宝)と権殿(国宝)への参拝が行える他、庁ノ舎(重文)等が公開される。
※本殿と権殿の特別参拝は、上記期間外にも別企画として実施されている模様。
参考: 第49回 京都非公開文化財特別公開 – 京都古文化保存協会

上賀茂神社

大徳寺 真珠庵

2013年11月1日(金)~11月10日(日)、9:00~16:00
方丈(重文)、方丈障壁画(重文)、通僊院(重文)、庭園(名勝)等が公開される。
参考: 第49回 京都非公開文化財特別公開 – 京都古文化保存協会

下鴨神社

2013年11月1日(金)~11月10日(日)、9:00~16:00
摂社の三井神社(重文)、出雲井於神社(重文)、河合神社等が公開される。
参考: 第49回 京都非公開文化財特別公開 – 京都古文化保存協会

法然院

2013年11月1日(金)~11月7日(木)、9:30~16:00
本堂、方丈、方丈障壁画(狩野光信筆、重文)、庭園等が公開される。
参考: 法然院 年中行事

知恩院

2013年11月1日(金)~11月10日(日)、9:00~16:00
三門(国宝)の内部、三門内の釈迦牟尼坐像(重文)、十六羅漢像(重文)、天井画等が公開される。
参考: 第49回 京都非公開文化財特別公開 – 京都古文化保存協会
参考: 知恩院 三門

知恩院 三門

妙法院

2013年11月1日(金)~11月10日(日)、9:00~16:00
庫裏(国宝)、大書院(重文)、庭園、本尊の普賢菩薩像(重文)等が公開されるほか、宝物庫の「龍華蔵」内で文化財(例年国宝、重文が複数)が展示される。
参考: 第49回 京都非公開文化財特別公開 – 京都古文化保存協会

東福寺

2013年11月1日(金)~11月10日(日)、9:00~16:00
三門(国宝)の内部、三門内の釈迦如来坐像、十六羅漢像等が公開。
参考: 第49回 京都非公開文化財特別公開 – 京都古文化保存協会
参考: 東福寺

永明院

2013年11月1日(金)~11月10日(日)、9:00~16:00
初公開。圓鑑禅師坐像及び像内納入品(重文)、釈迦如来像(重文)等。
参考: 第49回 京都非公開文化財特別公開 – 京都古文化保存協会

放生院

2013年11月1日(金)~11月10日(日)、9:00~16:00
初公開。浮島十三重石塔(重文)、地蔵菩薩像(重文)、不動明王像(重文)、宇治橋断碑(重文)等。
参考: 第49回 京都非公開文化財特別公開 – 京都古文化保存協会

石清水八幡宮

2013年11月1日(金)~11月10日(日)、9:00~16:00
本殿(重文)、書院、木造八幡童形神坐像(重文)等が公開される。
参考: 第49回 京都非公開文化財特別公開 – 京都古文化保存協会

大徳寺本坊

2013年11月24日(日)~12月7日(土)、9:30~16:00(受付終了)
方丈(国宝)、唐門(国宝)、方丈庭園(特別名勝)、狩野探幽筆の方丈障壁画(重文)等が公開される。
参考: 大徳寺本坊 特別公開情報 – 京都春秋

大徳寺

最後に

どんなジャンルや傾向の作品を見たいか、過去の特別公開の際に既に訪れているかどうか等によって、人により目的地は変わるかと思いますが、
公開される文化財の量や質の面から言うと、上記の中では醍醐寺、東寺、仁和寺、清涼寺、銀閣寺、上賀茂神社、妙法院、大徳寺本坊等が、特に見どころが多そうに思います。

私自身は、一部の寺社(醍醐寺、東寺、相国寺、仁和寺、清涼寺、大覚寺)では今季と同様の特別拝観を一度見学してしまっているため、
今秋は、まだ特別拝観に行ったことがない寺社のうち、銀閣寺、大徳寺塔頭寺院(総見院、黄梅院、興臨院、真珠庵)、上賀茂神社、知恩院、妙法院、東福寺、大徳寺本坊等を優先的に見学してみたいと思っています。

なお、各特別公開、展示の日程、内容等は今後上記と変更となる可能性もあるかもしれませんので、実際に訪問される場合は、寺院・神社の公式サイト、下記参考サイトに挙げた情報サイト等で最新情報を確認されることをおすすめします。

[参考サイト]

(写真クレジット:
Toji temple 東寺_12 by ajari銀閣寺 by Kentaro OhnoEntrance by kimubertChion-In by photoantenna大徳寺 by Keisuke Mutoh