3日目 つづき
明十三陵 定陵
万里の長城を見学した後、ツアーバスで明十三陵の定陵(世界遺産)へ。
定陵は、明の14代皇帝万暦帝の陵墓です。
定陵の遠景。
石垣上の大きな建物は明楼(めいろう)と呼ばれる楼閣で、定陵で一番大きな建物です。
万暦帝と皇后の棺(複製品)が置かれている後殿と呼ばれる部屋。
中央の大きな棺は万暦帝の棺で、手前の小さな箱は副葬品を収めていた箱です。
定陵の一帯には明代の皇帝の陵墓が13ヶ所あり、合わせて明十三陵と呼ばれていますが、そのうち観光客に公開されているのは、この定陵の他、長陵と昭陵という陵の計3ヶ所だけのようです。
今回は時間の都合で他の陵は見学できませんでしたが、定陵の地上の建築、地下の墓室の造り等は観覧していて興味深かったので、機会があればぜひ他の陵墓も見学してみたいと思いました。