3月下旬から、京都の色々な寺社でも特別公開が始まっています。
京都の特別拝観・一般公開 – KYOTO design
イベントカレンダー – DigiStyle 京都
時期的には、3月下旬から5月下旬にかけて特別公開を行う寺院が多く、代表的な寺院は以下です。
・東寺 宝物館(2014/3/20-5/25)
・観智院 五大虚空蔵菩薩坐像(3/20-5/25)
・醍醐寺 霊宝館(3/20-5/18)
・大徳寺の複数の塔頭寺院(興臨院 3/22-6/1、総見院 3/23~5/25、黄梅院 3/23-5/11)
・仁和寺 霊宝館(4/1-5/25)
・清涼寺 霊宝館(4/1-5/31)

東寺 宝物館、醍醐寺 霊宝館、仁和寺 霊宝館、清涼寺 霊宝館では、各寺院が所蔵する普段非公開の仏教美術(仏像、絵画、工芸等)が多く展示されるので、特別公開の時期は、これらの寺院を訪れるのに絶好の機会です。
また、普段非公開の大徳寺の塔頭寺院の一部で、建物と禅宗庭園の特別公開が行われます。
※これらの寺院では、同様の特別公開を毎年秋にも行っています。
比較的長期間行われる上記の特別公開の他に、ゴールデンウィークの時期(4/26-5/6)には京都古文化保存協会の主催する別の特別公開も行われます。
京都古文化保存協会 平成26年度 京都春季非公開文化財特別公開
こちらは毎年公開される寺社も、1年限りの寺社も含まれています。
今春の公開対象は20箇所で、
・大徳寺 本坊
・知恩院 三門
・東寺 五重塔 初層 (4/26-5/25)
・仁和寺金堂・経蔵
などが公開されます。
また、毎年5月上旬の5日間(5/1-5)に限って貴重な美術作品の特別公開を行っている寺院として神護寺があり、伝源頼朝像、伝平重盛像、釈迦如来像といった国宝絵画等が特別公開されます。
・神護寺

春の京都は多くの寺院で特別公開が行われる他、気候も良く歩きやすいので、秋と並んで美術鑑賞に訪れるには最適です。
※特別公開の日程、休止日等については、訪問前に各寺院の公式HP等で最新の情報を確認して下さい。